written by CHECK&STRIPE staff

11月に入りぐっと涼しく、日も短くなりました。
待ちに待った秋の訪れが嬉しい毎日です。



秋の夜長。
ムーミンの著者でもあるトーベ・ヤンソンさんの短編小説 「軽い手荷物の旅」( 筑摩書房 )を読みました。
本の中には旅にまつわる12のストーリーが収められています。
旅で味わう開放感や不思議な体験、大切な記憶などを題材に、どのお話にも短い言葉のなかに登場人物や場所の持つ長く重厚な時間と、ヤンソンさんの自由や孤独、記憶といったことへの考えを感じることの出来る一冊でした。
次は冬の訪れ前に「 ムーミン谷の十一月」を読んでみたいです。



:::おまけ::::
コットンワッフル(きなり)で枕カバーを作りました。
家族それぞれの見分けがつくように、洋服を作った生地の余りでタグを付けました。
コットンワッフルはふんわりとしたコットンの肌触りが気持ちいいと、家族からも好評です。

本屋さんで見かけ、思わず手に取った本『角野栄子の毎日いろいろ』(角川書店) 『魔女の宅急便』などの作品で知られる児童文学作家で、鎌倉在住の角野栄子さんのエッセイです。 日々の生活、お料理、おしゃれ、自らのルーツについて書かれています。                                                                                                          ご自宅のいちご色の壁、本がぎっしりつまった本棚、カラフルな眼鏡やアクセサリー、ワンピースなど、 とても素敵で、見ているだけでわくわくします。 好きなものにかこまれ、好きな仕事をご自分のペースでする暮らしぶりは、とても自然体で、憧れます。 一番印象的だったのは、24歳のとき自費移民としてブラジルへ渡り、2年間滞在されたこと。 その時の経験を書いたデビュー作『ルイジンニョ少年』も今度ぜひ読んでみたいです。

                                                                                                         子供の頃に大好きだったシリーズが懐かしくなり、図書館で借りて読んでみました。 字が大きくてびっくり!エビフライが大好きなのは、この本の影響かもしれません。

                                                                                                        

映画より本が先でした。表紙も挿絵もお気に入りで大切にしていましたが、今は、姪っ子のもとへ。                                                                                                         

いつか、鎌倉が舞台の作品も書きたいとのことで、今からとても楽しみです。                                                                                                                                                                             

〜おまけ〜 最近つくったもの                                                                                                         

『おまけレシピ ディリープルオーバー(ふんわり袖)』                          

 C&Sリネンウールリンレイヌ ダークレッド                                                                                                                                                                                                                                                                      

こちらのレシピは、11/1より店舗にて、生地を必要用尺1.6m以上、合計で税込3,240円以上お買求めのお客様に 差し上げています。 みなさまのご来店お待ちしております。

最近秋らしく気持ちのいい日が続いていますね。

読書の秋、今回は私の大好きな絵本を紹介しようと思います。

 

我が家は絵本がたくさんあって、海外のもの、日本のもの、それぞれステキな絵本ばかりです。

その中でも特にお気に入りの作家さん。

酒井駒子さんの絵本です。

 

「よるくま」

 

 

夜にいなくなってしまったお母さんくまをこぐまと男の子が探しに行くお話です。

お母さんに会えたこの場面を読み聞かせるときはいつも涙目になってしまう・・・そんなすてきなお話です。

 

「こりゃまてまて」

 

 

これは小さい男の子がただただ動物や鳥を追いかける絵本。

とても小さい子向けの絵本なのですが小さい子の描き方、動物はがとてもリアルできれいなのです。

 

「ロンパーちゃんとふうせん」

 

ロンパーちゃんとふうせんの物語。

詳しい内容は絵本を読んでのお楽しみ・・・

表紙のピンク、黄色い風船に青い紐。

風船がとんでいかないようにおかあさんが結んでくれるスプーン。

そして最高にかわいいこの場面、花かんむりをしたロンパーちゃんと風船のおままごとです。

 

酒井さんの絵本に出てくるこどもたちはいつも静かに可愛く、大人はみんなクールなところも好きです。

こどものためだけではもったいないような素敵な絵本ばかりです。

 

 

 

 

 

 

 

先月、やっと観れた映画「人生フルーツ」
つばた修一さんと英子さんの二人合わせて177歳
コツコツ、ていねいに、積み重ねる日常が素敵でした♡



何冊も本が出ていることを教えていただいて
少し涼しくなった寝る前に読みました。



ていねいに暮らして来られた最終章
おふたりからおひとりになられた英子さん

毎日できることをコツコツと続けることの大切さ
時間はかかるけれど見えてくるものがあること

時をためる。。。この言葉が印象に残るおふたりの日常
とても温かい映画と本たちでした。
最近読んでよかった本を3冊ご紹介させていただきます。



『ラブという薬』いとうせいこう・星野概念(リトル・モア)

作家・クリエーターのいとうさんと精神科医の星野さんの対談集。
精神療法の話から、現在のSNS・メディアや世界情勢への危機感などをわかりやすくおしゃべりしています。
書き留めておきたい言葉がたくさんあって、何度も読み返したい本です。



『たすかる料理』按田優子(リトル・モア)

東京・代々木上原の「按田餃子」の気楽な雰囲気が好きです。
その店主さんの料理哲学が目からウロコでした。一本筋が通っていてかっこいい。
同じ著者の『冷蔵庫いらずのレシピ』も実用的でいい本です。



『丁寧に暮らしている暇はないけれど。』一田憲子(SBクリエイティブ)

長年生活回りの取材をされている一田さんならではの、すぐに真似したいアイディアが紹介されています。
私にもできそうな家事のマネージの仕方にとても共感しました。

3冊に共通しているのは「頑張りすぎない」ということ。
仕事も趣味もつい熱中して近視眼的になりがちですが、少し距離をおいた視点が大事だな…と思う今日この頃です。

森下典子さんの『日日是好日』を読みました。

秋に公開される予定の映画の予告編を見て、

学生時代から、8年間続けていたこともあり懐かしくて

原作を手に取り読んでみることにしました。

 

 

茶道を習い始めたときに一つ一つの動作の意味やつながりが

さっぱりわからなくて先生の言われたまま動いていました 。

続けていると一連の動作が身体の中に染み込んで

無意識に動けるようになったときの喜びは

自分自身も体験したことなので読んでいてとても共感しました。

 

釜が「しゅーっ。」と沸騰する音がします。

そこへ柄杓で、お水を差すのですが、

その時に、音が消えて静寂が訪れます。

その場の空気感が好きでした。

 

先生とのやりとりなど、自分の思い出と重なり、時折泣きそうになりました。

本当に、いい思い出であり、貴重な時間だったと思います。

 

水無月のお菓子で久々にお薄を点てました。

今は、簡単に点てるだけになりましたが、

いつか学び直したいです。

秋の公開が楽しみです。

 

 

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神戸店が、おかげさまで7月7日で12周年を迎えました。

 

大雨のため会期を11日まで延長しております。

日頃の感謝の気持ちを込めて、お得なセットや、リバティプリントのFentonや

夏らしいレースの生地などを豊富にご用意をしております。

お買い上げいただいた方のお子様には風船のプレゼントもございます。

スタッフ一同、みなさまのご来店をお待ちしております。

 

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平野啓一郎さんの『マチネの終わりに』(毎日新聞出版)を読みました。

図書館で予約を入れたとき、約50人待ちでした。

予約を入れ、受け取り可能の連絡が来てから1週間以内に借りに行くという決まりがあり、
借りられる期間は2週間なので、1人最大でも3週間、
50人待ちということは150週間待ち、
150週÷4=37.5ヶ月、
ということは約3年待ち、、、
と思いながら、他の本を借りつつ時は過ぎ、
半年ほど待って借りることができました。

 

平野さんが学生時代に『日蝕』で、当時最年少で芥川賞を受賞されたことがとても記憶に残っていたのですが、難しそうな印象があり、平野さんの本は読んだことがありませんでした。

 

あまり前情報を入れずに読んだのですが、この「マチネの終わりに」は読みにくさなどは全くない大人の恋愛小説でした。

 

人生の中で、恋愛に限らず、ボタンの掛け違いによって生じる出来事はたくさんあるのだと思います。

その掛け違いに気付いてしまったこと、気付かなかったこと、それをしょうがないと思うこと、そうは思えないことなど、考えさせられる小説でした。

年頃の子どもに伝わってほしい言葉や気持ちが

思うように伝わらない、届かないことはよくあります。

 

どちらも感情的になってしまうこともあれば

大人の言葉は入ってこないということもあり、

どうすればいいのかなぁ。。。と思った時に

本に書かれた「ことばのちから」を借りてみようと思いました。

 

最近の子は学校で読書の時間がしっかりと確保されているようです。

「よかったから読んでみて。」と糸井重里さんの

『ボールのようなことば。』と『ふたつめのボールのようなことば。』

を渡してみました。

      

色んな立場で考えられる短い言葉たち。

子どもにどれだけ響いたのかはわかりませんが何か考えることのきっかけに

なるといいなと思います。

 

『ボールのようなことば。』に松家仁之さんが解説にて

→この本が、中学生や高校生のころ、自分の手もとにあったら、

 どれだけ息をするのが楽になっただろう、

と書かれていました。

音楽や本への出会いは時には自分のパワーになってくれることがあると思います。


「いとしいたべもの」森下典子著

タイトルとこのイラストに惹かれ、手に取った本。
たべものにまつわる著者森下さんの思い出エッセイ集です。
昭和世代には、「分かる!」と共感できる身近なたべものとシチュエーション。

たねやの水羊羹
ごはんですよ!
サッポロ一番味噌ラーメン
子供の頃に作ったポテトサラダの話
などなど。

読んでいると、どれもこれも食べたくなる言葉の描写に加えて、
森下さんご自身が描くイラストが、とても素敵です。

私はサッポロ一番といえば、しょうゆ。
というより、子供の頃、家で常備していたインスタントラーメンは
唯一、サッポロ一番しょうゆだけだったので、
インスタントラーメン!といえば、サッポロ一番しょうゆ、です。

父が好きで、朝昼晩の三食以外で、
時々母に頼んで作ってもらっていました。
「私も食べたい!」と小さなお椀に分けてもらったのを思い出します。

インスタントラーメンひとつにしても、
きっと各家庭それぞれの思い出がある。。。
食欲をそそられるのと同時に、あたたかい気持ちになる一冊です。

続編「こいしいたべもの」も出版されているので読んでみようと思います。

原田マハさんの『楽園のカンヴァス』(新潮文庫)を読み、話の展開、設定などすべてに於いて心を鷲掴みにされました。

MoMA(ニューヨーク近代美術館)にあるルソーの「夢」に酷似した絵を所有する大富豪から、絵の真贋判定を任されたMoMAのキュレーター ティムと研究者 織絵。大富豪は、7日間でこの絵の真贋判定をし、正しく判定した物にこの絵を譲ると告げ、謎の古い物語を2人に読ませます。

その物語を読み進めていくと・・・

 

現代と過去、謎の物語の時代と3時代に分かれた設定になっています。

美術のことを詳しく知らなくてもどんどん引き込まれていきます。

どうやって海外の絵が日本で展示されるのかなども描かれていて、ストーリーと直接関係のない話も興味深く、森ビル森美術館設立準備室、MoMAに勤務後、フリーのキュレーターになられた原田さんにしか描けない物語だと思いました。

 

物語の中で、現代の織絵は岡山県倉敷市にある「大原美術館」の監視員として働いていて、大原美術館のことも描かれています。大原美術館にはルソーの絵もあるので、近々ぜひ訪れたいと思いました。