written by CHECK&STRIPE staff

原田マハさんの『楽園のカンヴァス』(新潮文庫)を読み、話の展開、設定などすべてに於いて心を鷲掴みにされました。

MoMA(ニューヨーク近代美術館)にあるルソーの「夢」に酷似した絵を所有する大富豪から、絵の真贋判定を任されたMoMAのキュレーター ティムと研究者 織絵。大富豪は、7日間でこの絵の真贋判定をし、正しく判定した物にこの絵を譲ると告げ、謎の古い物語を2人に読ませます。

その物語を読み進めていくと・・・

 

現代と過去、謎の物語の時代と3時代に分かれた設定になっています。

美術のことを詳しく知らなくてもどんどん引き込まれていきます。

どうやって海外の絵が日本で展示されるのかなども描かれていて、ストーリーと直接関係のない話も興味深く、森ビル森美術館設立準備室、MoMAに勤務後、フリーのキュレーターになられた原田さんにしか描けない物語だと思いました。

 

物語の中で、現代の織絵は岡山県倉敷市にある「大原美術館」の監視員として働いていて、大原美術館のことも描かれています。大原美術館にはルソーの絵もあるので、近々ぜひ訪れたいと思いました。

なかしましほさんの「たのしいあんこの本」を買いました。

なかしまさんの本は以前から大好きで、過去の本もたくさん持っています。
そして今回はあんこの本!あんこ好きにはたまらない本です。
見ているだけでも楽しい本なのですが、まずはシンプルにあんこを炊いてみました。
大変なのかなと思っていましたが、手順どおりにやってみると意外と簡単においしいあんこが炊けました!

出来上がりを待ちながらゆっくりと時間をかけてコトコトと小豆を煮る時間もまた楽しいものだなと感じました。
おいしく出来上がったあんこは、トーストにのせたりヨーグルトに添えたりして楽しんでいます。
あんこを使ったお菓子のレシピもたくさん載っているので、いろいろ作ってみたいと思います。

脚本家 木皿泉さんが、ご自身のエッセイの中で紹介されていてとても気になっていた、佐川光晴さんの『おれたちの青空』(集英社文庫)を読みました。

ハッピーエンドの物語を読んだり見たりすると、小説やドラマだからこんな風にうまくいくんだ、現実はそうではない、と思うことがよくあると思います。

ただ、現実にもこういうことがあるんだよということを知ってほしい、木皿さんがそうよくエッセイなどに書かれていて、うんうんと頷いているのですが、この佐川さんの物語にもそういうところがとても感じられました。

 

昔からなぜかわからないのですが、家族ではない人たちが同じ場所で暮らしている、という物語に惹かれる傾向があり、この「おれたちの青空」は、札幌の児童養護施設で暮らす子どもたちとその施設を運営しているおばさんの物語です。

 

この本を読んでいる途中に、ああ、読み終わりたくないタイプの本だなと思いながら、インターネットで佐川さんの本を調べていたら、シリーズだということが分かりとても嬉しくなりました。

 

最初に読んだのが「おれたちの青空」でしたが、これはシリーズの2巻だったようで、今シリーズの1巻の「おれのおばさん」を借りています。このあと「おれたちの約束」、「おれたちの故郷」と続くので、これからしばらく心は札幌・・・ということになりそうです。

放っておけばどんどん増える本。
置き場などにも困るので、最近はなるべく図書館で借りることにしています。

しかし、やはり手元に置いておきたい本があります。
そんな本を見つけると、一応悩んではみるのですが、もう自分の本棚に入っていることが頭の中に描かれています。

 

最近買いだしたのがこちら。
 
『向田邦子全集』(文藝春秋)
今2巻を読んでいるのですが、2巻は小説「あ・うん」です。
時代が違うところが新鮮で、今のところこの話がずっと続いてほしい、主人公たちの日常をこのままずっと見続けていたいと思いながら読んでいます。

 

そしてこちらも手元に。

『森のノート』酒井駒子(筑摩書房)
絵本作家 酒井駒子さんの、絵とエッセイから成る画文集。
とても素敵な本なので、夜眠る前のゆっくりとした時間の中で読むことにしています。

 

こうしてやっぱり本は増えていきます。。。

冬の夜にあたたかい飲み物をかたわらに読書するのは、何ものにも代えがたい楽しみです。
おもしろかった本を三冊紹介させていただきます。



『みみずくは黄昏に飛びたつ』(新潮社)
村上春樹・川上未映子

高校の頃からの村上ファンですが、愛読者もそうでない方も読みごたえのある一冊です。
インタビューが進むにつれ、新刊『騎士団長殺し』を読まずにいられず、一旦中断して4日で一気に読了したほどでした。
インタビュアーの斬り込んだ質問が思いがけない答えを引き出していく展開が興味深いです。




『一汁一菜でよいという提案』(グラフィック社)
土井善晴

毎日作るごはん。品数はできるだけ多い方がいいと思いこんでいましたが、この本を読むと気が楽になります。
一品一品をていねいに作る大切さを教えてくれる本です。



『猫ごよみ365日』(誠文堂新光社)
トラネコボンボン 中西なちお

C&Sでも大人気のトラネコボンボンさんの新刊です。
365日(正確には366日)全て違うバラエティに富んだ猫ちゃんたち。
気ままにページをめくるのもいいですし、自分や家族の誕生日はどんな絵かしらと本を開くのもまた楽しいです。
12月23日から吉祥寺のギャラリーフェブさんで原画展が開催されるのも楽しみです。

夕食の献立に悩む日々を過ごしています。
そんな時に出会ったこちらの本。

坂田阿希子さんの「和えるおかず」です。
その中から2品。



お酒好きな夫にも、
とにかく肉!な娘にも好評でした。

肉や魚介と和えたごちそう和え物だけでなく、シンプルな食材もいつもと違った味になるヒントがたくさん詰まっていました。
調理の工程が簡単で、材料を揃えたらすぐに真似できるのが和え物のいいところだと思います。
冬野菜の美味しい季節、野菜をたっぷりいただけるのも嬉しいです。

年末年始、人が集まるお祝いの席に、 ささっと出せたらかっこいいかも!
と思いつつ、今日もまた本を開いております。

 

少し前の雑誌になりますが、、この雑誌をみた時に星野道夫さんの本が読みたくなりました。

まず読んでみたいと思ったものは、表紙とタイトルに惹かれた
星野道夫さんの代表作とも言われる 旅をする木 です。

星野さんのアラスカへの情熱が言葉を通して伝わってきて、とても遠い場所なのにアラスカが身近に感じられます。出会う人の描写もわかりやすく
日々の忙しさから離れて雄大な自然の中にいる気分なるような本でした。


 

読書のお供は友人から頂きものの、神戸栄町のイギリス焼き菓子専門店、UNDER GROUND BAKERYのスコーンです。何もつけなくてもふわっとしていてとてもおいしかったです。。

 

肌寒くなり、「読書の秋」がやってきました。

今月読んだ内の4冊を紹介します。

 

 

・『平日』(文藝春秋) 石田千

平日の東京を巡る文章。様々な場所の様々な平日が描かれていますが、一番最後の「聖なる平日 バス観光」が良かったので、いつかあのバスに乗ってみたいと思いました。石田さんの文章の流れや書き方が素敵です。

 

・『ごはんぐるり』(文春文庫) 西加奈子

同じ関西人として分かるー!という話があったり、幼少期をエジプトで過ごした西さんならではの話があったり。ごはんにまつわる楽しいエッセイです。

 

・『うつくしい人』(幻冬舎文庫) 西加奈子

こちらは西さんの小説。悩み、不安を抱えて急に旅立った離島のホテルで主人公が出会った2人の男性。この2人との出会いによって心がゆっくりほどけていく主人公。自分で自分をがんじがらめにして苦しかった考えや思いが、だんだん変わっていく様子が良かったです。

 

・『彼女の存在、その破片』(小学館文庫) 野中柊

初めて読む野中柊さんの作品で、そのタイトルと網中いづるさんの美しい絵に惹かれて手に取りました。

失踪した恋人を探すため、その恋人と関係のあった人々を訪ね彼女がどういう人だったかというその破片を集めていきます。こちらはまだ読み途中ですが、「愛の謎と復活を描く長篇小説」ということで、ミステリーやサスペンスとは違うドキドキ感があります。

 

 

自分では思い描かない世界や感情を知ることができる本に毎回魅せられます。

風景や人物の容姿、声など、映画とは違い、想像するしかないというところが本の素敵なところだと思います。

本を読むのが好きで、こちらのブログでも本のことを書く機会が多いのですが、

2週間に一度行く図書館で、4冊借りることを習慣にしています。

 

ミステリー好きのため、4冊のうち、2、3冊はミステリーなのですが、

あとはエッセイややわらかい感じのする本を選ぶことにしています。

 

ミステリー以外で最近お気に入りなのが、石田千さん。

 

『バスを待って』(小学館文庫)

『きんぴらふねふね』(平凡社)

 

どちらも◎でした。

特に「バスを待って」がすごく良く、東京に住んでいたら、もっと風景が見えるような気分なのだろうなと思います。

 

そういえば、以前バス通勤をしていたときに、降りるバス停の直前まで眠ってしまっていて、知らない方が「次、降りるんじゃないの?」と起こしてくださったことがありました・・・。恥ずかしい思い出ですが、気軽にそんな風に言える人に憧れます。

 

まだ読んでいない石田さんの作品を読むのが楽しみです。

最近、とっても癒されるかわいい絵本を見つけました。

バムとケロのシリーズ。やんちゃなケロちゃんをいつも優しく見守るバム。バムの優しさを見習おうと思いつつ、なかなかできずに娘に叱言を言ってしまいます。

娘がだいぶ小さな頃から大好きで読んでいる2冊。給食番長は100回くらい読まされました。

いただいてお気に入りになったペネロペ。5歳の子が持つのにちょうどよい大きさなので、ひとりで読んでいます。

いただいたこちらの絵本たちもお気に入り。

私の自己満足で購入した絵本。実際にティムバートン監督が描いているのだそう。絵が美しいです。


最近むすめのふくをご紹介できていませんが、少しずつ縫っています。

トラネコ刺しゅうの生地でお揃い風に。娘のはおまけレシピの子どもデイリーワンピースのアレンジです。かなり簡単にできるので量産してます。
7月1日から自由が丘のworkroomでトラネコ商店も開催します!