先日、実家に帰ったので、地元の山・石鎚山に登山に行きました。
これまで10回近く登ってきたのですが、
今回は、日の出を目指して初めての夜登山をすることになりました。
4名でパーティを組んで、いざ、出発。
ヘッドライトだけを頼りに足を進めていきます。
山ウドが漆黒の闇に夏の夜の花火のように咲いていました。
この日はペルセウス座流星群が見られる日でもあったので、
空を見上げると、地上でみるよりも明るく尾が長い流れ星がたくさん見えました。
景色が見えない分、流れ星には疲れを何度も癒してもらいました。
9割ほど来た時に、空がほのかに明るくなってきてしまい、
眠気と疲れしか残っていない体から、最後の力を振り絞って、慌てて頂上へ。
太陽が出る前のマジックアワー。
言葉にならない空のグラデーションの美しさに、
「すごいねー・・・」としか言葉がありません。
日の出に向けて刻一刻と変化する空の色を言葉少なに堪能。
一筋の強い光が走ってきて、太陽の気配がします。
待ちに待った日の出。
朝日を浴びた石鎚山。
昼の登山では決して見ることのできないとてもやわらかな風景がありました。
改めて、山の良さが沁みわたってしまい、山への熱が上がっています。
シーズンオフまでいくつかの山を登っていこうと思います。
いろいろな美しい景色に出会うのが楽しみです。
おまけ
帰省のお土産に母に『CHECK&STRIPE お気に入りをてづくりで』(世界文化社)から
ティアードブラウスをリバティプリントPuffネイビーパープル地で作りました。
バイアスの袖口布と裾布はつけず、袖3cm、裾16cm伸ばし縫い代折りました。
初めてリバティのタナローンを着た母は、
特有のやわらかさと着心地の良さに驚き、とても喜んでくれました。
よい夏の思い出ができました。